GREETING所長挨拶・プロフィール

永妻 剛英

  • ●1975年3月23日生まれ
  • ●大学卒業後、大手住宅メーカーでの営業職を経て、派遣会社へ転職。
  • ●派遣労働者の人事・労務管理の業務に従事し、在職中の平成12年に社会保険労務士資格を取得。
  • ●平成14年1月に「永妻社会保険労務士事務所」開業。
  • ●平成19年7月に「紛争解決手続代理業務試験」合格。
  • ●同年「特定社会保険労務士」登録。
  • ●平成25年5月 現所在地に事務所を移転。現在に至る。
永妻 剛英

社会保険労務士を目指し、現在に至るまで

私は、大学を卒業し、人と接することが好きだからという理由でなんとなく営業という職種を選び、住宅メーカーに就職しました。
ところが、そこでは労働時間というのが有って無いようなもので、「世の中のサラリーマンってこんなもんなのかなぁ」と思い、そのような生活も半ば受け入れていたのですが、ある日仕事で必要な宅建関係の本を買いに書店へ行った際、宅建コーナーのとなりにあった社会保険労務士の本が目にとまりました。
なんとなくこの本を手に取ったのがこの資格との出逢いでした。
「こんな資格があるんだ…。」これが社会保険労務士という資格の第一印象でした。
そこから興味を持ち、この資格を調べてみると「人」という企業にとってもっとも重要な財産に係るプロフェッショナルな資格ということが分かり、そのときビビっときたんです。

「こういう仕事に就きたい。これこそ自分の天職だ。」と。

そして、この会社ではたとえ資格を取っても活かせないだろうと思い、ノルマの達成が見込めた後、住宅メーカーを退職し、資格が活かせそうな人材派遣会社へ転職しました。

配属は小さな営業所でしたので、従業員の人事・労務管理はもちろん、給料計算や採用面接、営業までもこなさないといけない多忙な日々で、社会保険労務士を目指したことを一時忘れていましたが、それでも前職よりは心にゆとりのある生活ができていました。

そして、ようやく仕事も落ち着き始めた平成11年の秋口から、書店で参考書を買い込んで本格的な勉強を開始し、幸運にも翌年の試験に合格することができました。
ところが、平成13年の夏には実務研修も終了し、ようやく社会保険労務士の登録をして勤務社会保険労務士として頑張ろうと思っていた矢先、上司と衝突してしまいました。

現場従業員の労働環境や、労働条件を社会保険労務士として改善に取り組みたいと願う私に上司は、「そんなことしても会社の利益につながらない。むしろマイナスだ。」という趣旨のことを言ったのです。
これは大変ショックでした…。

そこで「資格を生かせる職場がないなら自分で作ればいい」と、会社を退職し、翌年の1月に社会保険労務士事務所を開業しました。

最初の契約は営業を始めて2週間くらいでしたでしょうか、今でもその企業様とはお付き合いをいただいています。
今思えば、たかが26歳の駆け出しの社労士とよく契約していただけたと、本当に感謝いたしております。
こうして、運よくご理解のあるお客様にめぐり逢えることができ、今日までやってくることができました。
社会保険労務士を志していた頃に想い描いていた、理想の社会保険労務士像には未だ至っておりませんが、この道を選んで本当に良かったと思っております。

今後ますます精進し、皆様のお役に立てる社会保険労務士でありつづけたいと思っております。